JRchanの日誌

2024年から札幌に移住したフクロウ🦉(夫)とタヌキ🦝(妻)の共同日誌

100万ドルの五稜郭を観て

こんにちは。先日、名探偵コナンの映画「100万ドルの五稜星」を観てきました。私たち夫婦は名探偵コナンの映画を観るのは初めてだったのですが、北海道ご当地ものということで、これは行くしかないだろという話になりました。

 

五稜郭を舞台に土方歳三に由来のある刀が物語の鍵を握るということでした。戊辰戦争五稜郭を舞台に戦った土方歳三がキーパーソンになるのはゴールデンカムイと同様です(フクロウ(夫)はまだ観ていませんが)。

 

映画自体も面白かったのですが、今回は違った切り口で感想を書いてみたいと思います。函館は夜景の名所であり、映画の中でも100万ドルの夜景という単語が出てきます。ただ100万ドルは価値を表す単位としてはあまり大きくありません。そこでフクロウ(夫)は考えました。この単語はかなり古くから使われているのではと。

 

調べてみるとこの単語は1953年に生まれたようです。またその当時の神戸から見える電灯の数から計算される1ヶ月の電気代がおよそ100万ドルだったので、100万ドルになったという説もあるようです。

 

そこで現在の価値に換算してみたいと思います。まず100万ドルですが、このドルは米ドル(USD)を意味すると思われます。当時は固定相場制なので1米ドル=360円でした。したがって当時の価格で3億6千万円ぐらいを意味したと想定されます。

 

次に1953年と現在では物価水準が違うので、これを反映したいと思います。1953年と2023年の物価を調べると、消費者物価指数ベースでおよそ6.8倍になっています。3.6億円を今の物価に合わせるために6.8倍してみると、およそ24.4億円になります。したがって100万ドルの夜景は、今の価値で言う24.4億円程度をあらわすことがわかりました。

 

最後に函館は、摩耶山(神戸)と稲佐山(長崎)と共に日本3大夜景と言われます。さらに私たちの住んでいる札幌市は、北九州市長崎市と共に日本新三大夜景と言われているそうです。今度は夜景スポットに行ってみたいと思います。