こんばんは。
先日、知床半島に観光に行ってきました。まず見えてきたのがオシンコシンの滝です。アイヌ語でエゾマツの群生するところという意味から名づけられたそうです。国道沿いにあるので、アクセスも容易です。9月の最初に行って当日の気温は24℃となっていたのですが、滝の水しぶきが飛んできて、それよりも涼しく感じました。

そのあとに観光船のオーロラに乗船しました。大型船なので揺れなどもなく船酔いもすることなく楽しめました。冬には流氷観光でも用いられるそうです。

私たちは約90分でカムイワッカの滝まで行って戻ってくるコースを選択しました。船旅では以下のような知床半島の切り立った断崖を海側から見ることができます。船の中では知床半島にまつわる解説の音声が流れ、途中で加藤登紀子の歌う知床旅情が流れました。実際に知床で聴く知床旅情はまた一味違ったよさがあります。もう一つ流れていた曲がわからなかったのですが、タヌキ(妻)の検索能力により岩尾別旅情ということが判明しました。

下の真ん中に見えるのがカムイワッカの滝です。アイヌ語で魔の水という意味あいがあり、硫黄成分が強めのため飲むことができないためそう呼ばれていたのではないかということです。
知床硫黄山の硫黄が流れこんでいたために硫黄分が強くなったそうです。1935ー36年の噴火では約20万トンもの硫黄が噴出され、カムイワッカ川が黄色く染まったという記録があるそうです。

天気にも恵まれ、海面が輝いていました。

クルーズ船の乗船後は乗船口に近いオロンコ岩に登って、ウトロを一望しました。オロンコ岩は高さ60メートルの岩ですが、かなり狭い道を登るようなので、高所恐怖症のフクロウ(夫)は途中で登るペースがダウンしていました。私たちの乗船した船も見えます。


1日で絶景スポットをたくさん回ることができて、とても満足したタヌキでした。
