JRchanの日誌

2024年から札幌に移住したフクロウ🦉(夫)とタヌキ🦝(妻)の共同日誌

図書館からお菓子屋さんへ

こんばんは。

先日、北菓楼というお菓子屋さんの札幌本館に行ってきました。札幌駅のすぐ近くです。ここの建物は元々、1926年に建設された北海道立図書館です。設計は北海道大学理学部本館などを設計した萩原惇正を中心とした北海道庁建築課のチームです。萩原惇正はその後、北大の営繕課長として理学部本館を設計したそうです。

建物はその後、北海道立美術館、三岸好太郎美術館などとして使用されたあとに現在の北菓楼の店舗となったようです。



この建物を一躍有名にしたのはリノベーションの基本デザインを安藤忠雄が設計したことによります。設計施工を担当した竹中工務店のホームページによれば、レンガ壁とコンクリート壁を組み合わせた構造と、アーチ型のヴォールト天井が特徴だそうです。



個人的には歴史を感じさせる階段の踊り場が印象的でした。

 

二階のカフェは混んでいたので入らなかったのですが、壁一面に本がレイアウトされている兵庫県立美術館のAndo Galleryと同じ構造となっていました。タヌキ(妻)とフクロウ(夫)はよもぎ饅頭を買って帰りました。