JRchanの日誌

2024年から札幌に移住したフクロウ🦉(夫)とタヌキ🦝(妻)の共同日誌

札幌芸術の森

こんにちは。

先日、札幌の芸術の森に行ってきました。真駒内駅からバスで15分程度で到着しました。

 

 

今日の目的の1つ目がパシフィック・ミュージアム・フェスティバルのイベントの1つであるピクニックコンサートです。これは野外ステージでクラシックコンサートを鑑賞するというイベントで、食事や飲み物を楽しみながら芝生広場でクラシックコンサートが楽しめるというイベントです。

 

 

札幌の芸術の森は広い敷地の中に野外コンサートホールがあったり、美術館があったり、工芸体験のできる施設があったり、野外彫刻があったりと歩いているだけで楽しいです。

 

 

これは池の上に浮かぶ白いオブジェでハンガーのマルタ・パンの作品です。本当は3台あるそうですが、2台は修理中になっているそうです。。。

 

下の巨大な木の彫刻は北海道在住の藤原千也の「太陽のふね」という作品です。樹木が自生していた状態を想起させたり、樹木の力を感じさせたりする作品で、無垢の木を意味する「木形(きなり)」の考え方が反映されている作品だそうです。

 

今日の2つ目の目的は水木しげる妖怪百鬼夜行展です。この展覧会では水木しげるの妖怪がどのように生み出されていったかを紹介しています。

 

江戸時代中期の画家である鳥山石燕の作品をデザイン上の参考にしたり、柳田國男の研究を参考にしていることが紹介されます。水木しげる自身、妖怪はつくり出すのではなく、民間伝承で広まっているものをベースにしてあまりオリジナリティを加えない方がよいと考えていたそうです。

 

展示には京極夏彦のインタビューがあり、水木しげるのすごさとして妖怪のデザインは鳥山石燕をベースにあるが、それにリアリティを与えた点が指摘されています。京極夏彦は、妖怪がいかにも存在しそうな文脈を考えて描かれた背景の絵にこそ真骨頂があるとしています。

 

ぬりかべのみ写真撮影ができました。

 

 

 

下はタヌキ(妻)の作成した目玉の親父です。